ご挨拶／理事長 鎌田 広基

【久遠（くおん）】とは【時が無窮（むきゅう）であること】を意味します。これは仏教に由来する言葉であり「ある事柄がいつまでも続くこと」「長く久しいこと」を表現したものです。前理事長である鎌田貢が好きな言葉でもありました。

昭和42年に前理事長がこの地に診療所を開設、平成5年に現理事長 鎌田広基 が着任。

平成６年に「医療法人久遠会」を設立後、平成８年に介護老人保健施設「銀楊（ぎんよう）」を設立しました。そして、平成12年に診療所「鎌田内科クリニック」を新築移転し、現在に至っています。

久遠会とは、「鎌田内科クリニック」と「銀楊」を運営する医療法人です。

時を超えても変わらない思い

医療機関を利用される方々の中には、健康増進・疾病予防を目的とされる方をはじめ、疾患の治療を求められる方、ターミナルケア（終末期医療）を望まれる方もいらっしゃいます。時代のながれと共に、それぞれの在り方は常に変化しています。

いずれの場合でも、私たち医療従事者は「患者様と真摯に向き合い、常に慈悲深い人であること」そして「適切で効果的な患者ケアを提供すること」を求められる立場であると考えます。その背景には「患者様の力になりたい」「ご家族の想いや願いに応えたい」という、私たちの強い意思があります。その思いは、これまでも、これからも、変わることはありません。

三十三観音のひとつである『楊柳観音』は、右手に「柳の枝」を、左手に「施無畏の印」を結ぶ、薬王観音として崇められていました。病苦からの救済を使命とし、慈悲深く衆生の願望に応える観音です。医療法人久遠会が運営する「鎌田内科クリニック」と「銀楊」も、そんな楊柳観音を心とする施設で在りたいと思います。

地域の皆様が、健康かつ心豊かで、幸せな日々を過ごせますように。
遥かな時を想い、不変を願う「久遠」に想いを託し、時を超えても変わらないものを願っています。

医療法人久遠会
理事長 鎌田 広基

沿革

• 昭和42年1月19日：診療所開設
  →前理事長である鎌田貢が、当地に診療所を開設。
• 平成5年：現理事長である鎌田広基が、診療所に着任
• 平成6年： 医療法人久遠会を設立
• 平成8年：介護老人保健施設「銀楊」を開所
  → 鎌田貢が「銀楊」の施設長を務め、
  　 鎌田広基は診療所「鎌田内科クリニック」の院長就任。
• 平成12年10月：「鎌田内科クリニック」を移転
  → 老人保健施設銀楊の北側へ、診療所を移転。
  　 新築した診療所と、銀楊を渡り廊下で連絡し、利便を図る。
• 準備中